女性の仕事として真っ先に思い浮かぶ看護師。主に看護師は医療現場の中では、基本的にサポート役です。そのことから、医師は偉いが看護師はそうでもないという漠然とした思い込みが蔓延しているように感じます。実際にはそんなわけはありませんが、日本においては看護師は、治療ではなくあくまでも看護が専門です。そのため、患者さんの中でも実際に治療してくれる医師が上位で、看護師は下位になるという意識を持っている人が少なくありません。
本来であれば看護師は看護のスペシャリストとしてもっと尊敬されるべき存在であり、看護師の地位の向上には看護師だけでなく医療業界全体が国を巻き込んで行わなければならないことです。
さて、話は大きく変わりますが、そんな看護師を女医はある意味目の敵にしている、という話を聞いたことがあります。
もちろんそうでない場合もありますが、女医と看護師はあまり相容れない存在なのだとか。そこには大小様々な事情があります。一つは、やはり一般的に浸透してしまっている医師の方が看護師より偉いという認識です。そのため、同じ女性で同じ現場で働く者同士であっても女医の方が立場的にも上という状況があります。
実際に治療を行う場合は医師がイニシアチブを取るのですから、これはやむを得ないことなのかもしれません。しかし、女医はあくまでも女医であって、看護師の上司でも何でもありません。このような曖昧な立場の違いが両者の対立を無意識に助長しているのかもしれません。
また、プライベートでの周囲の態度にも違いがあります。良く聞く話ですが、女医は合コンではイメージ的に強いのか男性陣が怖気づくいていますのだそうです。同じ医療関連の仕事をしている場合、女医と看護師では圧倒的に看護師の方が男性受けが良く、中にはあえて自分を看護師と言う女医がいるほどです。看護師が人気という事実はこのとおり→【人気の女性のお仕事情報-看護師編】
このように、仕事では自分の方が立場上は上であるという事実と、プライベートでは勝ち組に入るのが難しい状況というジレンマが、女医の看護師に対する態度を決めていると言えなくもありません。ただ、いずれのケースにおいても看護師が悪いわけでもなければ、女医が問題を起こしているわけではありません。それだけに問題の根は深く、そのために女医は看護師にとって憂鬱の種以外の何者でも無いのです。
看護師にとっては避けることのできない付き合いですが、どこかで折り合いをつけなければ実際の仕事に影響が出てしまいます。そこはお互い女性の特性ともいえる柔らかさを活かして相手を思いやり、また人は人自分は自分と、視点を変えることも大事です。